1月14日(日)に行われたフェルデンクライス・メソッドワークショップの様子をお伝えします。
午前中は、村椿隆太先生によるATMレッスンでした。
ATMレッスンとは、プラクティショナー(先生)の言葉の誘導を聞きながら、自分で体を動かしていくレッスンです。
今回は「呼吸」に関するレッスンでした。
仰向け、うつ伏せ、横寝で呼吸をした時の体の動きを感じます。
しかも体を動かしながら…、態勢を少しずつ変化させて…
人それぞれに体の状態が違いますし、動かし方もそれぞれです。
感じ方も違います。
ただ、言葉の誘導はみんな同じ言葉を聞いています。
興味深いですね。
参加者の皆さんが思い思いに身体を動かす姿をみると、それぞれに体を使った体験を通して学んでいく過程が見受けられます。
なにもわからなくても、人は知らず識らずのうちに学んでいることがわかります。
レッスン後は皆さん全身が心地よい感覚になり、その感覚が部屋中をみたすように和んだ雰囲気になります。
次は、午前の湊先生による個人レッスンの様子です。
午前中は別室で個人レッスンも行われています。
個人レッスンはFI(エフアイ)といい、先生に軽いタッチで体を動かしてもらったり、触ってもらったりしながらのレッスンです。
写真の女の子は自閉症で、1年半ほど個人レッスンを受け続けています。
継続的にレッスンを受けることで、体の動きが改善されたり、コミュニケーション能力に変化がみられます。
症状やその人それぞれの状態により、様々な変化を体験することができます。
お気軽に個人レッスンについてご相談ください。
午前中のレッスン後は、1時間15分ほどのお昼休憩になります。
お昼休憩では、それぞれお昼ご飯を用意して、先生とお話しながらの時間です。
先生から毎回お土産でお菓子や食べ物を頂いたり、みんなで食べられるものを持参してくださる参加者の方もいたりと、お昼休憩はお楽しみの時間です。
今回は久しぶりに参加された方が、フェデンクライス・メソッドについて先生に質問されていました。
話が尽きなくて、午後のレッスンが始まるのも惜しいほどでした。
楽しいお食事タイムの後、午後からは湊真里先生によるATMレッスンでした。
午後からは動きを少しずつ繋いでいき、
仰向けからうつ伏せに転がる動きを行いましたよ!
レッスンの途中で寝たり、動かないでただ見たり聞いたり、目を閉じて動いている自分をイメージするだけでも脳は刺激を受けます。
脳トレですね!